テレビやラジオなどのメディアで幅広く活躍する芸歴35年を超える爆笑問題が2022年8月にYouTubeチャンネル「爆笑問題のコント テレビの話」を開設。
2023年7月にチャンネル登録者数10万人達成を記念した特別企画バージョンの動画が配信されました。
普段はコント衣装のスーツをキッチリと着こなしていますが、今回の特別回ではどこかのYouTuberを連想させるようなお揃いの色違いTシャツで登場。
動画の中で爆笑問題はコラボしたいYouTuberとして「東海オンエア」の名称を叫んでいます。
登録者数10万人突破
2022年8月のYouTubeチャンネル開設から1年を前にして、遂に爆笑問題のYouTubeチャンネル「爆笑問題のコント テレビの話」がチャンネル登録者数10万人を突破しました。
テレビの世界でトップを走り続ける爆笑問題がYouTubeの世界に入ってきて約1年。
YouTubeへの参入の当初は衝撃を与えたニュースでしたが、その後のチャンネル登録者数は伸び悩みました。他のタレント・お笑い芸人さんと比べると少なく感じてしまいます。
例えば、とんねるずの石橋貴明さん、江頭2:50、カジサック(KAJISAC)、中田敦彦さんなど、テレビでも活躍しながらYouTubeの世界に移行し、早々に数百万人のチャンネル登録者数を獲得してきた人たちがどうしても目立ってしまいます。
爆笑問題のチャンネル登録者数の伸び悩み
爆笑問題さんのYouTubeチャンネルは約1年かかって10万人達成。
テレビの世界ではトップレベルの活躍。長年にわたって第一線で活躍している爆笑問題さんが、なぜYouTubeの世界ではこんなにも伸び悩んでしまっているのでしょうか?
いろいろな要因があるとは思いますが、4つのポイントにまとめてみました。
①爆笑問題太田のこだわり
爆笑問題のYouTubeチャンネルの開設は太田さんの希望であったと本人が語っています。
太田さん「コントをとにかくやりたい。子供の頃にテレビで観たコントをやりたくてこの世界に入ってきた。テレビでコントをやりたいと企画書を出し続けたが、使ってくれるテレビ局がない。自分がやりたいことを思いっきりやる場としてYouTubeでコントをやる」
テレビでは、漫才、トーク番組、MCなど多岐にわたる活躍をしている爆笑問題ですが、コントに関してはキャラに扮するコント「爆チュー問題」があるのみで、それ以外のコントは爆笑問題としてはこれまで一度もやったことがないそうです。
できることなら地上波でコント番組をやりたかったが、実現することは難しそう。
であれば、自分たちで作ってYouTubeで流そう。ということで、始まった企画です。
そのため、2023年7月時点まで爆笑問題のYouTubeチャンネルでは「コントのみ」が公開されており、YouTuberの動画では定番となっている企画モノ、トーク、町ロケなどのコント以外のコンテンツは一切、手を出していないこだわりがあります。
②コントしかやらない
太田さんのこだわりもあって、爆笑問題のYouTubeチャンネルでは「コントのみ」が公開されています。
この状況についてオリエンタルラジオの中田さんが、爆笑問題のYouTubeチャンネルを伸ばす方法は?という質問に答えています。
中田敦彦「YouTuber的な感覚で言うと、いろいろやるっていう感覚。コントしかやらないは珍しい。他のことはやらないんですか?」
太田光「漫才をやる場所がなくなったら、YouTubeでやるかもしれないし、2人でトークってなったら既にラジオでやっている。」
やりたいことができる場所として、YouTubeでコントをやっている。そんな強い思いがあるようです。
③YouTubeファンとのズレ
YouTubeをメインで見ている人は、テレビをあまり見ていない可能性があります。
爆笑問題は近年、ゴールデンタイムと言われる時間帯での出演が減ってきていますので、YouTube利用者の年代によっては爆笑問題を認識していない人もいるのではないでしょうか。
また、チャンネルとしてこだわっている「コント」の世界観、設定に共感できなかったり、入り込めないという人もいるかもしれません。
④年代のズレ
YouTubeのメインの視聴者層とこれまでの爆笑問題のファンとの年代のズレがどうしてもあるのではないかと思います。
特に爆笑問題がコントで扱うネタは時事問題もあるもののネタとしては少し古いものが多く、面白さを理解できない年代もYouTubeの中の年代で見ると多いかもしれません。
最近ではYouTube視聴の年齢層も広がってきていますので、これだけが原因とは言えませんが。
実は豪華なメンバー
爆笑問題のYouTubeチャンネルは実はかなり豪華に作られています。
カメラの台数などの設備ももちろんですが製作陣もすごいです。
プロデューサーにはダウンタウンのガキの使いで『ガースー』の名称で有名になった「菅賢治さん」。
作家にはスマスマやめちゃイケの作家としても有名な「鈴木おさむ」さんが入っています。
また、これまでに数多くの有名人がコントにゲスト出演しています。
ゲスト出演した有名人
爆笑問題のYouTubeチャンネル「爆笑問題のコント テレビの話」に出演したゲスト。
*2023年7月時点までの出演順
- ウェストランド
- キュウ
- クリームシチュー 上田
- 中田敦彦
- オアシズ
- 永野
- ニューヨーク
- カンニング竹山
- 佐久間宣行
- 鬼越トマホーク
10万人突破の記念回
YouTubeチャンネル「爆笑問題のコント テレビの話」のチャンネル登録者数10万に突破を記念した特別回ではこれまでとは違ったテイストで撮影が行われています。
いつもは衣装のスーツを着て、決まったスタイル。河田制作という架空の制作会社の会議室ですが、今回はメンバー全員でお揃いのカラーTシャツを着て登場です。

1人1人、ハイテンションの自己紹介から始まり、いろんなゲームか企画にチャレンジしていきます。
この流れ、よく見るYouTuberグループがやっている流れのパロディ的な感じです。
動画の流れは
- ハイテンション自己紹介
- 重大発表があります!
- メントスコーラ
- 激辛マカロンチャレンジ
- 全力!あっちむいてほい!!
- inゼリー!早食い競争!
- ピンポンワンバウンド パーティーゲーム!
- 最後の挨拶
おじさんたちが全力で企画に取り組む姿は新鮮で、なぜかほっこりと笑ってしまいます。
爆笑問題がコラボしたいとYouTuber
いつもとは違った雰囲気で、まさにYouTuberらしい動画となった今回の特別回ですが、動画の中で爆笑問題の太田さんがあるYouTuberとのコラボ希望を叫んでいました。
「東海オンエアとコラボしようよ!」
その動画のシーンはこちら。
まとめ 10万人達成の爆笑問題YouTubeチャンネル
今回の記事ではチャンネル登録者数10万人を達成し、記念の特別動画を配信した「爆笑問題のコント テレビの話」をご紹介しました。
- チャンネル登録者数10万人突破の爆笑問題のYouTubeとは?
- チャンネル登録者数が伸び悩んでいる要因は?
- 豪華なゲストが登場
- 10万人突破の記念会の企画
- 爆笑問題がコラボしたいと叫ぶYouTuber
テレビやラジオ、ライブなど多忙を極める爆笑問題が毎週1回のコントをYouTubeで配信しています。
テレビでの発言が炎上するなど、ネガティブな話題にもなりやすい爆笑問題ですが、YouTubeチャンネルでは独特の笑いの世界を届けてくれています。
爆笑問題ファンに限らず、多くの人にこれからも愛されていくであろう爆笑問題のYouTubeチャンネルの今後の成長に注目していきたいです。