人気YouTuberのはじめしゃちょーは教員を志望していました。英語教師になるつもりで2011年静岡大学に入学し、大学在学中の2012年にYouTubeと出会い動画投稿を開始しました。
今では日本を代表するトップYouTuberとなっているはじめしゃちょーの学業と恋愛に関する考え方をまとめてご紹介していきます。
本日、私はじめしゃちょーは無事、静岡大学を卒業することができました(´;ω;`)
— はじめしゃちょー(hajime) (@hajimesyacho) March 21, 2016
色んな事があって、YouTubeにも出会えて、最高の大学生活でした。
大変な時期もあったけど、いろんな人に支えられて、最後までがんばれてよかった! pic.twitter.com/MGV2zfsMCg
はじめしゃちょーの大学受験は失敗だった
はじめしゃちょーの人生の中で大学受験は失敗であったと動画の中で話しています。
2015年3月18日公開の「はじめの恋愛と受験失敗の話」の動画がこちらです。
この動画の中で話されているのはYouTubeを始めるよりもずっと前の話です。
はじめしゃちょーにとって恋愛と受験は強い繋がりがありました。
はじめしゃちょーの高校時代を2つのワードで表すと「バスケと彼女」だったそうです。

毎日の部活、高一の最初に彼女ができ、その後3年間付き合うことになりました。
はじめしゃちょーよりも勉強ができた彼女はいつも高い点数をとっていました。彼女と差をつけられてしまい、このままでは彼女の近くの大学には進学できないと焦ったはじめしゃちょー。バスケの部活を引退してからは真面目に勉強に打ち込みます。
高3の夏から猛勉強「1日最低10時間」勉強していたそうです。ここで、バスケの部活で養われ根性が生きてきます。秋ごろには模試で「校内1位」くらいの成績にまでジャンプアップ。
受験中は「彼女と過ごせる大学生活」を頭の中でイメージしながら受験勉強に日々励んだといいます。
彼女は先に推薦入試で『合格』、はじめしゃちょーは焦りますが、とにかく必死になって猛勉強の日々を過ごしました。
センター試験当日
センター試験に大失敗したはじめしゃちょー。直前に受けた模試よりも「150点」下がっていました。そのため、彼女の近くの大学は厳しい感じになってきたのです。
それでも志望校への出願を望んだはじめしゃちょーでしたが、高校に止められてしまいました。母親は息子の希望する学校を受けさせたい。それぞれの想いがぶつかってしまいましたが「結局、志望校は受けさせてもらえず」初めてはじめしゃちょーは学校で泣きました。
人生を他人に止められるってすごい嫌ですよ。
そんな、自分が思ったように人生をコントロールできなかった当時の悔しさが蘇ります。
静岡大学に合格して破局
志望校の受験は叶わなかったものの、はじめしゃちょーは無事に静岡大学への合格を果たしました。
しかし彼女とは遠く離れた学校。
高校時代の3年間。ほぼ毎日一緒に学校に行っていたので、頻繁には会えなくなってしまう遠距離恋愛の環境では無理だと彼女から切り出されて、高校時代からの彼女とは大学1年生の最初の頃にお別れすることとなりました。
3年間付き合い、結婚も考えていて「一生この人と一緒にいるんだな」と思っていました。
本当に行きたい大学にも行けず、3年間付き合った彼女に振られ、すべてを失った感じ。
それまでは「彼女第一」で過ごしてきましたが、それ以降は「オレ第一」に考えるように変わったそうです。
一番大事なのはオレじゃねえかな。
オレの人生の主人公はオレなんだ。
オレを第一に考えるようになりました。
すごく良いことを言ってますね。自分のことを大事にする人生。大切ですね。
最後に受験生に向けてはじめしゃちょーからのメッセージは。
今から受験する人、本気で勉強してみてください。
意味ないことにしっかり頑張れるヤツ、強いですから。
意味ないことすら頑張れないヤツは、意味あることも頑張れません。どっかで止まります。
辛い勉強であっても頑張れるヤツが、人生でも頑張れるんじゃないかなと思います。
自分を大切にして、好きなことをしてください!
はじめしゃちょーの勉強法
高校時代は「部活と彼女」を中心とした3年間を過ごしたはじめしゃちょーは、部活引退後から猛勉強を始めて、模試では学校内で総合1位になるほどの好成績を収めました。
今ではYouTuberとして日本でもトップクラスの成果を出しているはじめしゃちょー。
はじめしゃちょーの受験勉強に対する考え方を語っている動画がありますのでご紹介します。
2016年7月6日公開「【はじめ流】受験勉強を頑張れた方法」を解説します。
こちらの動画は最初のご紹介した「はじめの恋愛と受験失敗の話」の約1年後に公開。こちらもはじめしゃちょーのお母さんからの依頼で、悩める受験生に向けてのメッセージ動画となっています。
はじめ流受験勉強の極意
YouTubeの世界ではまさに「天才」的な能力を発揮しているはじめしゃちょーですが、高校時代のはじめしゃちょーは本人の感覚としては「バカ」だったそうです。学生の「成績」としてはあまり良くなかったという意味でしょう。
そんなはじめしゃちょーでもできる、言い換えれば「誰でもできる」という受験勉強の極意が語られます。
- 受験でなくても使える
- これが正しい方法とは限りません
①学校は嫌い
学校が好きではなかった、はじめしゃちょー。授業が終わったら走って家に帰っていました。学校が用意してくれた「受験対策補習」は一切参加しなかったそうです。
受験のライバルは全国なのに、同じ学校で同じレベルの生徒と一緒に勉強をしても意味がない。上には上がれないと感じていたそうです。そのため、自己流で勉強していました。
②1人でやろう
受験勉強は1人でやりましょう。
受験勉強は1人でやるものです。助け合いなんて必要ないです。全員、敵です。
学校でもずっと1人で勉強。それぐらいしないと誘惑に負けてしまうのです。
1人でやるのは、はじめしゃちょーにとってはすごくモチベーションになったそうです。
そんなはじめしゃちょーの勉強場所は「図書館」でした。
③頑張っているのは内緒
高校時代のはじめしゃちょーは「頑張っているのは恥ずかしいこと」だと思っていました。
頑張ったのに失敗するというのがすごく嫌だったので、自分が頑張っていることは誰にもバレないようにしていました。これは周りの目を気にせずに頑張ることにも役立ちます。
④シャーペンだけは見ている
頑張っているのを「シャーペンだけは見てくれている」。
不安になったり、結果に繋がらないこともある。孤独で辛いと思うこともある。
1人で勉強をしているんだけれども、必ず手元には仲間がいる。
シャーペンを信じて受験に行ったはじめしゃちょーでした。
受験前の人へのメッセージ
実家に帰ったはじめしゃちょーは、久々の実家の部屋で受験勉強当時のことを思い出し、勉強について語っています。
2017年11月26日公開「勉強って何やればいいか分からない人。良かったら見てください。」の動画を解説していきます。
学生時代のはじめしゃちょー
富山県の実家に戻ったはじめしゃちょー。勉強をしていた頃を思い出します。
- 小学校・・・バカ
- 中学校・・・バカ
英語のテストで13点を取り、公文に通い始める - 高校・・・バカ
国語が苦手で中学の国語の問題をやっていた。
勉強のためにやったこと
大学受験を控えて、高校生の時にはじめしゃちょーがやったことは「スケジュール」でした。
人生で初めてのスケジュール管理。
「学習計画表」というものを作って勉強に励みます。

午前・午後・夜という大枠でスケジュールを書き込めるので、スケジュールが立てやすかったそうです。
「書いて、その通りにやれば実現する」ので、とにかく学習計画表を書くことを強くオススメしています。
スケジュールを立てて「ゴール・目標」を決めて勉強をするのが有効
まとめ はじめしゃちょーの勉強法
今回は、はじめしゃちょーの受験にまつわる動画をご紹介してきました。
今回ご紹介した動画以外にもはじめしゃちょーは受験生に向けたメッセージの動画、勉強法の動画を多く公開していますので、もっと知りたい方はぜひ見てみてください。
はじめしゃちょーは静岡大学に入学し、大学在学中の2012年にYouTubeを始め、トップYouTuberになりました。
はじめしゃちょーは大学受験で失敗し、静岡大学に合格するも彼女と破局と大きな挫折があったことを語っていますが、そのお陰で今のYouTuberとしてのはじめしゃちょーを多くの人が視聴することができています。
人生は本当に何が作用して、現実が変わっていくのかわからないものです。
はじめしゃちょーは、受験勉強や人生においてのポジティブなメッセージを発信し、自分を大切にし、努力を惜しまない姿勢を強調してくれました。
現在のYouTuberとしての成功にも大きく繋がっているのだなと改めて感じさせられます。